低用量ピルの正しい飲み方

知っておきたい豆知識!低用量ピルの効果と副作用・正しい飲み方

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ピルと聞くと簡単に「避妊用の薬」と解釈する人もいますが、実はそれだけではありません。女性の悩みを解決してくれる心強い薬でもあるのです。しかしピルには服用の注意点や副作用など、知っておくべきこともたくさんあります。

 

避妊薬と解釈される低用量ピルですが、女性が悩む婦人科系の症状を改善する効果もあるため服用している女性は少なくありません。しかし、自己判断で飲んでいる人や、適当に飲んでいる人が多いのも事実です。ピルをきちんと理解して正しい飲み方を身につければ、これほど女性の味方になってくれる薬はないので、知識をきちんと身に付けましょう。

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重い生理痛に良い?低用量ピルの効果

毎月重い生理痛や生理の症状に悩まされる女性はたくさんいます。もちろんそんな症状を感じたことがないという女性も一定数いるので、女性全員というわけではありません。しかし、生理になると頭痛や腹痛、腰痛や吐き気、倦怠感や眠気など普通に生活できない程重い症状を抱えている女性もいるのです。

低用量ピルの効果1:月経困難症の緩和

月経困難症というのは、生理が来ると起こる「腹痛」「頭痛」「吐き気」「発熱」「便秘や下痢」「貧血」などの不調です。痛みや貧血がひどく、日常生活に支障をきたすほど症状が重い女性もいます。そんな月経困難症を緩和してくれるのも低用量ピルが持っている効果です。

低用量ピルの効果2:過多月経の緩和

過多月経というのは簡単に言うと生理の出血が多い症状です。昼でも夜でも夜用のナプキンを使わないと漏れてしまう、ナプキンが1時間持たない、大きな塊の経血が出るなどが挙げられます。この過多月経も低用量ピルで緩和できることがあります。

低用量ピルの効果3:PMS(月経前症候群)の軽減

PMS(月経前症候群)というのは、生理前の1週間前後に起こるイライラや気分の落ち込み、肌荒れや食欲増加、眠気や頭痛、吐き気など精神的にも身体的にも来る症状のことです。この他にも様々な症状がありますが、低用量ピルを服用するとこの症状を軽減できることがあります。

低用量ピルの効果4:生理のコントロール

低用量ピルは生理のコントロールができるという点でも女性に嬉しい薬です。大切な仕事や旅行の予定が生理と重なると、気分も落ち込みますしいつもの調子が出ないということも。低用量ピルを飲む日数や飲みはじめの日を調整すれば、生理をコントロール出来るので、予定があっても安心して過ごせるのです。

低用量ピルの副作用や注意点は

このように様々な効果が期待できる低用量ピルですが、もちろん薬ですから副作用もあります。また飲むにあたっての注意点もあるので確認しておきましょう。

低用量ピルの副作用

低用量ピルはエストロゲンとプロゲステロン類似ホルモンを含んでいるため、体に慣れるまで副作用が出る場合があります。よく言われるのが「吐き気」「だるさ」「頭痛」「乳房の張り」「不正出血」等です。しかし、この副作用も1~2ヶ月程度で軽減するので感じるのは飲み始めだけです。

ただし、あまりにも長く続く場合や副作用のせいで生活に支障をきたす場合は、処方された薬が体に合っていない可能性もあります。その場合は処方された病院で相談し、別の薬を試すなどしてみると良いでしょう。

また、稀に重大な副作用として「血栓症」が発症してしまうことがあります。血管の中に血液の塊である血栓が生じ、血液の流れが悪くなる状態で、放置すると危険です。特に服用開始3か月以内に発症することが多いので、足の痛みや腫れ、手足の脱力やまひ、突然の息切れ、激しい腹痛や胸痛、激しい頭痛、舌のもつれ、しゃべりにくさ、目の見えにくさ、視野の狭さを感じたら早急に医師の診断を受けてください。

低用量ピルの注意点

飲み方を守り医師の診断を受ければ問題なく服用できる低用量ピルですが、中には服用できない人もいるので注意が必要です。飲む前は必ず医師の診断を受け、服用しても問題ないのかを確認しましょう。

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低用量ピルの正しい飲み方を知ろう!

ここまで低用量ピルの効果や副作用などをご紹介しましたが、なによりも大切なのは正しい飲み方を知ることです。診断を受けて副作用を感じなくても、正しい飲み方をしていないと効果が薄れてしまう場合もあるので注意しましょう。

1日1錠決まった時間に飲む

低用量ピルの効果をより確実なものにするための飲み方は、1日1錠を毎日決まった時間に飲むことです。時間がバラバラになってしまうと、思ったような効果を期待できない場合があるので時間は常に注意したほうが良いでしょう。

21日間飲んだら、7日間は休薬する

ピルには21錠のタイプと28錠のタイプがあります。どちらも効果は同じで、28錠の方は最後の7日分が偽薬と呼ばれるホルモン剤の入っていない錠剤になっています。そのため21錠の方は偽薬のない分7日間は何も服用せず薬をお休みする必要があります。28錠のタイプは全部飲みきったら次のシートをスタートするという飲み方で構いません。

飲むのは水でなくても問題ない

低用量ピルは他の薬と違って、お茶など他の飲み物で飲んでも基本的には問題ないと言われています。ただしグレープフルーツジュースはピルの効果を強くする作用、チェストベリーが含まれたジュース類は効果を弱くする作用があるとされているので注意しましょう。

お酒を飲んでも大丈夫

風邪薬などはアルコールと一緒に飲むのを禁止されますが、ピルはお酒を飲んでも問題ありません。ただ、飲みすぎてピル服用から2時間以内に吐いてしまうと、ピルも一緒に吐いてしまうことがあるので注意しましょう。もし吐いてしまったら、もう1錠追加という飲み方をしなければいけません。

飲み忘れてしまったら?

もし飲み忘れが1日の場合は、気づいた時点で飲み忘れ分を飲み、その日の分は予定通りに飲みましょう。2日以上飲み忘れた場合、それまでの服用日数によっても対応が変わるので、まずは医師に相談してみてください。

正しい飲み方をしていても生理の症状が改善されなかったら?

正しい飲み方でも症状が改善されない場合は、ピルの種類が合っていない可能性も考えられます。1~2ヶ月飲んでみて効果を実感できない場合は、一度医師に相談して薬を見直してもらうと良いでしょう。

低用量ピルを正しく飲んで生理に左右されない体に

低用量ピルは正しい飲み方や副作用の知識があれば、女性をサポートしてくれる強い味方になります。生理のせいで体調や精神的な不安や不便を感じているのなら、低用量ピルの服用を考えてみると良いでしょう。

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